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Vtuberに対する一般認識と、違和感を感じなくなった経緯

最近、Vtuberデビューする人がたくさんいます。同時に引退する人もいます。

Vtuberは全体で見れば右肩上がりの市場規模になっていると思いますが、それだけで暮らしていける人はごく僅か。

さらに、贅沢な暮らしが出来るほど儲かっている人は、その中でもほんの一握り程度です。

 

Vtuberはこのように盛り上がりを見せていますが、それはごく一部のユーザーだけです

Vtuber世界一のチャンネル登録者を誇るGawr Gura(がうる・ぐら)さんでさえ約400万人です

YouTuberのチャンネル登録規模はトップクラスで数千万以上(1億超えまで!?)なので、彼女ですら届きません。

 

コンテンツ力はVtuberもYouTuberもほぼ変わりません

たしかに二次元の限界とかもあるかもしれませんが、ほぼやっていることは変わらないです。

以下に私がVtuberに以前感じていた違和感を書きます。おそらく一般の人とそんなに乖離してないとおもいます。

 

・嘘や虚像に見える

アバターを使っているため、その姿が現実からあまりにも乖離した姿ではないか?

ひとつのアバターを複数人が使い分けているのではないか?

これは一種の拒絶反応です。

演じているだけでしょう?アニメとどこが違うの? と思っている人も多いかもしれません。

 

・良くも悪くも前例を作ってしまったキズナアイ

彼女は一人が演じているわけではなく、歌担当・バラエティ担当・トーク担当がいた

という噂が跡を絶ちません

これはこれで良い方法だと思います。キズナアイというキャラクターを作り上げるために複数の人が演じ分けるのはよくある手法です

ですが、これが虚像に見えて拒否反応を示してしまう人が多くいるのも事実です

ただ、複数人が一人を演じていたという噂が事実かどうかは確認のしようがありません

 

・リスナーが求める配信者は、嘘がない人

嘘や炎上で再生数を稼ぐYouTuberもいますが、数はそこまで多くありません。

リスナーが求めている配信者は、ありのままの姿だと思っています。

私生活すべてを曝け出すというのは、これまたちょっと違います。

言葉を変えれば

「配信に正直な姿勢で臨んでいる人」

と言えると思います。

まずVtuberがチャンネル登録を伸ばすには、ここをわきまえないとならないでしょう

 

・違和感を感じなくなったのは、配信に正直なVtuberを知ったから

ありていに言えば「キャラを貫き通す」ことですが

それもいつかは無理が出てきます。

プロの声優すら演じているキャラを終始貫き通すのは至難の業です

結局はもともと自分がもっている個性を表に出すしかなくなります。

別の言い方をすれば

「配信しているときのありのままの自分」つまり「素の自分」です。

チャンネル登録者100万人超えているVtuberはみんな「素の自分」を出しています。

演技臭いと受け取られてしまったら、拒絶反応を出してしまいます

 

・つまり顔を出している芸能人とVtuberはそれほど違いがない

芸能人も私生活全てをさらけ出して活動しているわけではなく、芸能人としての素の自分をだして活動しています

つまりはペルソナです。

Vtuberも同じく、アバターというペルソナをつけて配信活動をして素の自分を見せています。

この事に気がついてからですね。Vtuberをけっこう追いかけるようになったのは。

だから、多くの一般の人も同じ認識になってくれれば、もっとVtuber界隈は伸びると思うのですが、それを伝えるうまい方法が分かりません

未だにVtuberを、ひとりの人格者と見ない人もいますからね。

 

 

私はVtuberではありませんし、やるつもりもありません。

あまり偉そうなことは言えませんが、キャラを作っているのがバレバレな人、不自然に見える人、キャラがぶれてしまう人は、Vtuberに向かないと思います

バ美肉Vtuberがどうしても受け入れられないのは、その理由もあります