思い切ってアケコン買ったけど、技が出なくなって苦労する話は珍しくありません。
結局元のコントローラーに戻ってしまっては、高い買い物がもったいないです。
今回、写真例で使用しているアケコンは
HORI デッドオアアライブ5ラストラウンド(絶版)に、レバーはノビレバースタンダード、ボタンはGamerfingerを使っています。
今回の記事の趣旨とは関係ありませんが参考までに。
早速ですが本題に入ります。
最初に選んでほしいのが持ち方と置き場所です。
どの持ち方もボタンの構え方でも共通していることは、
手首の位置を必ず固定すること。動かさないことです。
アケコンの価格が高いほどレバーやボタンの下の空間が、しっかり設けられているひとつの理由がこれです。
手首の位置がずれると、コマンド入力やボタン押しにミスが出てしまいます。
下の項目を試していく際、手首の固定も意識してください。
これは例えるなら、タッチタイピングのホームポジションと同じです。
検索すれば様々な持ち方の解説があります。
ウメハラ持ち・ワイン持ち・つまみ持ち
などです。
その中で代表的な三つの持ち方を撮って見ました。私は普段はウメハラ持ちをしています。
ストや鉄拳問わず、多くの格ゲープレイヤーに支持されています
小指と薬指の間にレバーの軸を挟んで持ちます
←・/・↓・\・→(下半円)方向の入力が正確になる利点があります。
ただし、上半円方向が難しくなります。
ワイン持ち
半回転コマンドや一回転コマンドの入力がとてもやりやすい利点があります。
ただし、手首が浮いてしまうためホームポジションが保ちにくく、工夫が必要になります。
つまみ持ち
鉄拳プレイヤーでこの持ち方をよく見かけます
弾く・入れるなど細かい入力が可能です。
ただし、レバーの性能差が大きく出やすいため、アケコンやレバー製品によっては上手く操作できない場合があります。
また、亜種として「ウメハラ持ち+つまみ持ち」もあります。
ウメハラ持ちのようにレバー軸を挟んで、レバー頭をつまみ持ちするやり方です
ウメハラ持ちが絶対正しいわけではありません。
この持ち方の欠点は斜め上方向に素早く対応するのが難しいことです。そのかわり、下半分のコマンド入力はかなり正確になります。
あらゆる方向に対応できるワイン持ちや、つまみ持ちもあります。
どれが直感的に動かしやすいか、今が選ぶチャンスです。
まずは、レバーに慣れてください。
前に歩く、後ろに歩く。
この当たり前のことから初めましょう。
そして、斜め入力の感覚を掴んでください。後で斜め入力のコツを載せておきます。
レバーの種類で微妙にこれが違います。
アケコンの置き場所。
私は膝置き(ふとももの上)をオススメします。
椅子に座ってゲームされる場合は、こちらが安定です。
アケコンの裏側に滑り止めマットが付いていないなら、100円ショップで売ってますので買っときましょう。
机置きは、環境に左右されやすい欠点があります。
模様替えなどで机の高さが変わる、外出先で遊ぶとき、高さが変わってしまうのです。
高さがかわると、コマンド入力精度がかなり落ちます。
床に座って遊んでいる場合は致し方ないかもしれません。
それから、
力をできるだけ抜くように心がけます。
波動拳コマンドの練習から、常にこれを意識してください。
普段から力を入れてしまうと、手首を痛めます。
力んでしまうときは、脇をしめるように意識してみてください。
ボタンの指の置き方。
これはストだと、パンチボタンに指三本・弱キックに親指が
鉄拳だと、LP(左パンチ)・RP(右パンチ)にそれぞれ人差し指・中指、LK(左キック)に親指です。
これが一般的な構え方だと思います。
そして、ボタンを見なくても全ての攻撃ボタンを自在に押せるようにひたすら反復練習です。
斜め入力のコツ・練習方法
まずは、トレーニングモード(トレモ)で入力履歴を出しておきます。
画面を見たまま、手元を見ずに、斜め下(前・後ろどっちでもいい)に入れてください。
この時、正確に一発で斜めに入れる必要はありません。
トレモ入力履歴が斜めを差したら、そのまま手を止めてください。
手を離している時(ニュートラル)
斜め下後ろにしている時
くっと握りしめているのが分かるかと思います。
これがお手本ではありません。あくまで、私の場合の斜め下入力の癖です。
読者さんもやってみて、斜めが入った時の手を見てください。
私とはまったく違う形かもしれませんし、同じかもしれませんが、それが読者さんの斜め入力の形です。
それを覚えます。
最初は余計な方向が入ってしまうと思います。私もそうでした。
まずは、目的の方向の手の形を覚えて体に癖付けしていく練習をしてください。
目標は、一発で斜め後ろに入力できるようになることです
他に苦手な方向があれば同じように試してみて、手の形を覚えます。
おわりに。
ゲーム機コントローラーからアケコンに変えると、初めは混乱してしまいなかなか手が動かせないと思います。
人によりますが、慣れるのに一ヶ月くらいは見てください。
慣れると、直感的にコマンド入力やボタン入力が行えるようになり、
コントローラーより操作しやすいと思えると思います