これを批判するとき、「お前は映画が何たるかを分かってない」みたいな風潮が流れているようですが、
つまらなかったのは仕方ないです。とりあえず理由書きます。
退屈すぎる一時間以上の序盤
政府が未確認生命体を認めるまでの尺が異常に長い。
公式に認めたら今度は政府が自衛隊を動かすまでの尺が長い。
極めつけはゴジラを倒すシーン(クライマックス)までがまた長い。
二人で行ったので席を立つことはしませんでしたが、一人で見に行ってたら30分もしない内に帰ってたと思います。
あまりにも多すぎる登場人物、観客を納得させるためか知りませんがゴジラ討伐に向かうまでのプロセスを延々とながす。
物語が全く動かないのです。
こんなシーンは、すっ飛ばしてしまうのが最も観客のために良いことだと思います。
映画のパンフレットとかで語れば済むはないばっかりなのです。
例えるなら、ゲームが全然進まずクリックするだけのRPGです。
やっと映画らしくなった中盤で終わり
ゴジラを倒した方法はネタバレなので言えませんが、「俺達の戦いはこれからだ」エンドです。
続編作りたかったのか? 完結させていません。
結局何が言いたいの
日本政府がダメな奴らばかりだということをいいたいのか、
日米安保のことについて言いたいのか
ゴジラは強い事を言いたいのか
焦点がぼやけています。
少なくとも私は「人類は素晴らしい」とも「ゴジラは恐ろしい」とも思えませんでした。
ぼやけすぎてて何にも心に残りませんでした。
賛否がある映画は名作と言われますが
あの退屈すぎる、とっととスキップさせたい序盤を楽しめるなら面白いのでしょうが、
そういう人は国会中継を一度生で見ることをおすすめします。
興奮して夜も眠れなくなることうけあいです。
ディレクターズカット版で、序盤を完全に削除した円盤でも販売すれば売れると思います(ディレ~はそういう意味じゃないんですけどね)