良い話が思いついた!
色々とアイデアを膨らませていくうちに、少なからずぶつかるのが
主人公の性別を男にするか、女にするか?
だと思います。
私は女主人公が多く、もはや女じゃないと話が動かなくなってきました。
これ実は困ったことなんです。
もしも同じ悩みで検索された方向けに、簡単にメリット・デメリットを紹介します。
もう何度もお断りしておりますが、当方プロ作家ではありません。作品は書き上げたことがあります。公募も何度も落ちてます。
それでもよろしければお進みください。
男主人公
メリット
……お色気シーンが書ける
男目線だと、女の子のちょっとした色気やスカートの脚や胸に目が行くのは当然です。仕方ないんです。だからこそ、自然に描くことが出来ます。
ラッキースケベなお約束も男主人公の特権です。女で女にこんな展開しても、男同士で触っているのと同じ感覚になりますんで……
……様々な女の子と出会い、守る。それでもなお読者が共感してくれる
いわゆるハーレム展開ですね。
男主人公に本命の娘がいたとしても、周りの女の子と仲良くするのは許されてしまいます。むしろ、もっと女子を囲え! と願う読者もいるかもしれません。
……立場的に上で説得力をもたせることが出来る
このコンプラがうるさい世の中ですが、男としてリーダーでありたいしあろうとするのは本能です、
そして主人公は殆どの場合、話の中心にいてリーダーであろうとします。
だからチームの話が書きやすいんです。
逆に底辺な男だったとしても、成り上がってやる! という願望があればそれで物語が動きますからね。
デメリット
……これといってない。
強いてあげるなら、百合恋愛が描けないくらいです
男主人公って万能ですね。
女主人公
メリット
……強さ=意外性として常に描ける
二次元において、強い女の子なんて当たり前です。驚きなんてありません。
でもそれは読者にとっての話であり、作品世界の世の男性はそうは思ってません。
現実でも、女の子がプロボクサーをノックアウトしたら話題になるでしょうし、そこまで行かなくても強い女子は必ず注目されます。
主人公=意外性=ギャップ、これが描きやすいのです。
……女の子に対して冷静に性を分析する
メリットと呼べるのか分かりませんが、正々堂々とおっぱいの大きさやお尻につして冷静に描写できます。つまり、そのキャラクターを写実的に見れるということですね。
男に対してもそんな目線です。
……頭脳明晰な主人公を描きやすい。
女主人公に頭の回転がやけに早いのが多いのは、このせいかもしれません
デメリット
……恋愛が描きにくくなる。ていうか超難しい。とくにハーレムは無理
女性が恋愛にガツガツだと、読者はほぼ引きます。
初めからそういうキャラやテーマならまだいいんですが、作品の要素として恋愛を混ぜると一途以外は受け入れられないようです。
あっちの男にフラフラ、こっちの男にフラフラ、元カレにフラフラ、なんてやってるとビッチよばわりされてヘイト貰います。人気なくなります。主人公にとって致命的です。
乙女ゲーの逆ハーレムがあるじゃないか、と思われますがあれはそういう作品だと前置きしてあるからです。
男ならそんな前提なしにフラフラしてもヘイトを貰いにくいのです。不思議ですね。
……おっぱい大きくないとダメ!
これ本当です。女主人公を立てるなら、少なくともおっぱいはD以上にします。
理由は、「小さいと男女の読者ともにヘイトを集める」からです。
人気が取れません。最悪、作品を捨てられます。
ここで性癖ぶっぱしなきゃダメでしょうから言いますが、私は貧乳派です。B以下の小さい方が好きです。
なので、なんとかならないかとネットサーチで必死に探したんですが……。
唯一の解決方法は「少女向け女児向けであれば、ツルペタのほうがいい」とのこと。
さすがに低年齢向けの作品は無理なので諦めて、私の女主人公はみんなおっぱいデカイです。
とらドラのタイガも、主人公が男だから成立してたんですよね……。
例外はダブル主人公の「高木さん」ですね。作者が恋愛描写の天才だから出来た荒業です。
そして、「とある科学の超電磁砲」御坂美琴。
これいうと電撃くらいそうですが、中身がアニキですよね。当麻が出てくるときだけヒロインに徹しているていう感じです。これも、スピンオフならではの荒業ではないでしょうか。
……お色気シーンが描けない
逆ラッキースケベも大変ですし、男に急に迫るようなシーンを書いたら作品変わっちゃいます。
シャワーシーンやパンチラシーンの描写も無味乾燥なものしか描けません。
最近は、百合ものも流行ってますし、ハグすればそれだけでいいのかもしれませんが……文章で書くと物足りないっすね。
やはり初めから百合モノだと宣言してないとダメですね。
異論は多々あるでしょうが、私の個人的な私見です。不正解かもしれません。
根底が間違っているかもしれません。先に謝っておきます。
少なくとも、私はこう考えております。