当ブログの映画批評はネタバレ無しを心がけています。
今回観に行ったのは、劇場版シティーハンターです。
初見でも問題なし! 依頼人(ヒロイン)視点で楽しめる
モデルをやっているヒロイン進藤亜衣は、シティーハンターのことを何も知らない一般人。彼女が画面に出てくるときは、彼女視点で物語が展開していきます。
きっと、 獠たちを見る亜衣の反応に共感するでしょう。
往年のファンでももちろん楽しめる! こだわり抜いた楽曲構成やギャグとシリアスの切り替えに注目せよ
ぜひBGMに耳を澄ませてください。ファンなら驚きや懐かしさ間違いなしの楽曲が目白押しです。
シティーハンター定番のもっこりギャグやシリアルパートもきっちり決めてくれます。
もちろん、「止めて引く」も健在です!
こだわりすぎたが故か、ちょっとくどい楽曲の入れ込み
ちょっとここにこれは、やりすぎじゃない?
と引いてしまうシーンがありました。許容できる範囲とは思いますが、人によってはクドいという受け止めをしてしまうかも知れません。
情報過多。随所に見られるアニメーション
一回見ただけでは到底追えないだろうな、と思うくらいものすごい細かい動きがありました。
モブキャラは、普通止め絵になっているものですが、動く動く。
カロリーの高い現場作業だったのではないでしょうか。
香が美人すぎる
おそらく、今作の香が歴代アニメシリーズの中で一番美人に描かれています。
理由は劇場で確かめていただくとして、 獠から言わせれば「変わらない」らしいです。
てことは、今作の香は 獠視点なのかも知れません。
これから見る人、またもう一度見る人は、彼の気持ちになって香を見てみるとより楽しめるのではないでしょうか。
シティーハンター知らない人にも、おすすめできる映画
全く知らないという人も大丈夫です。
普通、こういうリバイバルものは、初見殺しなのですが、
この作品は、キャスト・スタッフ含めみんなのシティーハンター愛が詰まった
「シティーハンターに夢中にさせてみせる!」という映画になってます。
かといって、一からレクチャーしているわけでもありません。
獠たちが動けば、それがシティーハンターなんです。
往年のファンは、テレビスペシャルがほとんどハズレだったこともあり心配しているかも知れませんが、
そんなことはありませんよ! 私もリアルタイム世代ですが、大変楽しめました。