教師と生徒、師と弟子、神父と信者……
恋愛禁止となっている関係は、結構あります。
共通なのは、恋愛対象が二十歳以下の場合に強く言われるということ。
生徒側は、「教師に従順である」という教育を受けます。
教師側が性的欲求のために生徒を先導するとどうなるでしょうか。
十中八九、生徒は従ってしまいます。
それは生徒の年齢が幼ければそれだけ従いやすくなります。
また、「自分のことを親身に聴いてくれる、身近な年上の大人」ということで距離を近づける生徒もいるでしょう。
教師という立場はそれだけで強烈な魅力を良くも悪くも醸しだすのだと思います。
何度も言うように、教師や牧師の立場であれば、作為的な恋愛(有り体に言えばナンパ)に成功しやすいのです。
「うっそだー」と思う人はしっかりした生徒さん・信者さんだと思います。
性虐待加害者にも繋がりかねない立場でもあるため、恋愛禁止の風潮にしたのかもしれません。
とはいえ、私自身の考えは、恋愛関係はあっても良いんじゃないかと思います。
恋愛と性虐待は全く別です。
若気の至りだろうとなんだろうと、その先生が魅力的に見えて異性として一緒にいたいなら
それはもう恋です。出会いです。
その関係が上手くいくかどうかは当人同士の問題です。
他所から「お前たち、教師と生徒なんだぞ。不謹慎にも程がある。先生クビになってもいいのか」
なんて言う奴は馬に蹴られて死んでしまえってやつです。
日本には、未成年と性関係になると、それが同意の上でも「みだらな行為」になるらしいですが、
これもおかしな条例で、法律は未成年でも結婚できます。つまり性行為できます。
幼すぎた場合は法律も許してませんが。
最後に
一人の生徒と恋愛関係になってしまうと、贔屓してしまって他の生徒を平等に扱えなくなる。なんていう人もいますが、
一人一人の生徒を他と同じように平等に扱うなんて不可能ですし、それは個を尊重せず
「思想の統一を押し付けて教育する」のと変わらないと思います。
今の日本の教育現場はとても大変で、生徒に時間を使えない教師がたくさんいます。
現場の改善が叫ばれてもう30年は過ぎている気がします。
たまには、先生に「ありがとう」のねぎらいの言葉を言ってあげて下さい。