アカデミー賞とって話題になっている映画ですが、
「自分は二次元以外ノーサンキュー」
「いいや、俺はリアル小児性愛者だ! だけど犯罪なんてしてない」
どちらの性癖を内に秘めた人も曝け出している人も、絶対に見るべき映画です。
アメリカのみならず世界全土で問題になったキリスト教の児童性虐待事件
あのアメリカを襲ったテロ3.11の頃(2002年)に暴露されたニュースは、
教会が虐待を古くからの慣習にしていたことを伝えています。
この映画に出てくる被害者の証言も記者たちもしっかりした取材のもとに作られたドキュメンタリです。
(ちなみに日本のキリスト教カトリックはリストに入ってませんでした)
尊敬されるべき立場の人間に子供は逆らえない
神父は街で尊敬される存在であり、正しいと思われています。
映画では教会だけにスポットがあてられていますが、
これはどこでも起こり得ることです。
親・教師・知らない大人などなど…。
児童性虐待を受けた子どもたちの証言は生存者の叫び
組織的な隠蔽で行われた虐待は、子どもたちに深い傷を残し、殆どは自殺などで命をたってしまうそうです。
だからこそ、死なないまま生きている彼らは「生存者」なのです。
大人になった今でも苦しんでいます。
それは老人になろうとも傷は癒えません。
二次元ロリしか興味ない人でも、この事実から目をそらすべきではない
カトリックは結婚を含む性交渉を固く禁じているがゆえに、歪んだ精神病にかかってしまった、という見解をとある医師が映画の中で指摘しています。
我々日本は特に「二次元ロリ」という発散できる素晴らしいコンテンツがあるため、
このような精神病にかかってしまうことは少ないと思われますが、
規制派の人たちが何を持って二次元ロリに牙をむき出しているのかを、ちゃんと理解しているひとは少ないのかもしれません。
彼らに対して聞く耳を閉ざしては、二次元コンテンツが性犯罪率となんら関わりがないと数字で示しても耳をかさないのと何ら変わらないのではないかと私は感じました。
現実に、三次元で起こっている事件は知るべきです。
最後に
誰かが映画SPOTLIGHTとロリコンを結びつけたBlogなりなんなり書いているかと思ったら
検索に引っかかりません(なぜ???)。
現実と空想は別であるとはっきりと主張するのであれば、現実の事件もキチンと見つめてみましょう。
―追伸
すでにこのような事件をご存知な上でこのBlogを読んで下っているなら、
まさに釈迦に説法であったと思います。
お時間いただきありがとうございました。