私は今まで「負けて楽しむ才能はない」といったブログを書いてきました。
なので負け続ける人たちの気持ちは嫌でもわかります。
そして、それを誰かに尋ねても抽象的すぎてほとんど参考にならないことも何度も経験してます。
ここでは、そんな人達に送る上達方法指南です。
私個人の意見だけではなく、様々なジャンル(格ゲーとは全然関係ないところからも)から抽出したことがらを書いていきます。
連敗する原因は、反応の悪さじゃない
幾度腹が立ったことか、幾度殺意が芽生えたことか。それはもう数え切れないくらいです。
全ての原因を自分自身の反応の悪さだと結論づけてました。
反応=才能になります。
辞めたくなります。今すぐげおりたくなります。
ちょっと待って。
格ゲーに、特にDOAに必要なのは、
知識(インプット)・思考(データ整理)・観察(アウトプット)の3つ
こんなこと、誰も教えてくれません。というか経験としてなんとなく身についてしまった人たちが、言葉にして表せるわけがないのです。
では、ひとつづつ紐解いていきましょう
知識(インプット)の大半は対戦の外側で得られる
キャラ性能・キャラ対策などなど色々あります。
なぜ負けたか、それを理解するためにはそれら知識が必要です。
その土台があって初めて「ああ、これが敗因につながったのか」と理解できます。
それがないと全く理解できないまま歯ぎしりをしたり煮えたり、最悪ゲームやめてしまったりするのです。
自身の反応速度のせいにしてしまうとますます泥沼にハマります。
初心者が最も陥りやすい、というより初心者がぶち当たる壁がここです
何度もいいますが、DOA対戦で反応速度の考えは捨ててください。
「この技もらっちゃダメだって分かっているのに反応出来なかった」と結論づけちゃダメです。
思考(データ整理)で動く準備を
貰ってはダメだって分かっている相手の連携は覚えましたか?
では、最初からそれを踏まえて対戦の行動を考えましょう。
「上段PPがくるから次はあの嫌な技が飛んでくる。よし、しゃがもう」
「あいつ、途中ドメで投げてくるから、連携みたらカウンターしてやる」
こんな感じです。
長々と書きましたが、要するに読みです
相手の行動を脳内で予測し、身構えるのです。
これが格ゲーにも当てはまります。
これは才能による反応速度に頼らない、思考力の問題です。
個人差はあれど、必ず対応できるはずです。
攻撃するときも逆の考えで行動します。
これが出来るようになって中級者程度、と同時に中級者の壁です
観察(アウトプット)で思考を洗練させ行動しよう
観察はインプットだろうと思うかもしれません。
たしかにそうです。でも対戦中に出来るインプットなんて、対戦の外でのインプットに比べれば微々たるものです。
話を戻します。
これの言わんとしていることは人読み(対戦相手の行動パターンの予測)です。
上手くなってくると、「思考」でたくさんの身構え(作戦)が出来ます。
ですが、どれもが正解ではありません。
もしかしたらとんでも無いことをしてくる相手だっているかもしれません。
相手を観察して行動を分析し、こちらから仕掛ける(あるいは防御する)ことが出来れば
上級者といっても過言ではありません。
アウトプットと表現したのはこういうことです。
防御的思考と攻撃的思考の両方を備えることが出来れば理想。
その択を様々な形で作り上げていくのがトッププレイヤー。
ですが、身内同士だと手の内がバレているので「観察」を鍛えるのはちょっと大変かもしれません。
知識・思考・観察は、どのレベルでも出来ることです。
ですが、観察の幅を広げるには思考が、思考の幅を広げるには知識が必要です
私自身の実力がそれほど高くないので、この考え方が絶対だという事は言えません。
もしかしたら間違っている可能性もあります。
色々なところでみる「上達する方法」を総合するとこんな感じになるのではないでしょうか?