《お知らせ》ブログのURLがhttps://に移行しました。 ブックマークしていただいている読者様で改めて登録していただく必要はありません

格ゲー層の広まりについて個人的な見解をぶちまける

格ゲーのプレイヤー人口は、他のゲーム人口に比べて極端に少ないです。

さらに言えば定期的にプレイしている層はもっと少ないです。

長文となりますが、私なりの考え方を書きます(格ゲー勢の総意ではありません)。

 

発売日は最もプレイヤーが多い

宣伝にもお金を掛け、古参ファンもできるだけそれを助けようとします。

発売日数週間、長くて一ヶ月間が最もそのプレイヤー人口が多い。

ここから後は、人口がどんどん減ります。

他のゲームに移る、時間がない、飽きたなど色々理由はあります。

ですが、そんなことは大きな理由になりません。

週に1回、月に1回でも遊んでもらえればそれだけで人口足りうるのですが、それすらなくなるのです。

ヘイトが貯まる

負ければだれでも悔しいし、わからん殺しをされればむかつきます。

殺意が湧く人だっています。

「こんなゲームにマジになってどうすんの」と言える人は、遊びつくして達観しているか、ゲームそのものに参加していない傍観者だけです。

発売日に遊びつくすなんてことは、対戦システムが練られた格ゲーではまず考えられないので、

ガヤの意見です。

ガヤが対戦にムカついている人を煽る。発売日後によくある光景です。

そうやってヘイトがどんどん貯まります。

「悔しい!」という気迫だけで勝てないのが格ゲーです。

特に日本人はダイレクトに感情を受け止める、良く言えば感受性が強く

悪く言えば打たれ弱い性格の人が多いようです。

勝負が決したのに負けた相手を蹴る【死体蹴り】

ポーズを取って相手に勝負と関係ない仕草をする【挑発】

負けた上にこんなことをされては、ヘイトは青天井です。

更に、キャラの勝ちポーズに「相手をムカつかせる意図」を仕込んでいたらもっと嫌になります*1

このようにして

溜まりに溜まったヘイトの捌け口・逃げ口として格ゲーをやめていくのです。

ヘイトのケアが格ゲー人口を維持する最大の課題

せっかく始めてもらえたプレイヤーが一ヶ月未満で離れていくのは、古参にとっても面白くありません。

何も初心者狩りが出来なくなるから、ではありません。

新参が強くなって対等以上となり対戦するという楽しみがなくなり、結局同じメンツといつも対戦。

正直飽きてきます。それを理由にやめる古参だっているし、自然消滅する古参もいます。

ではどうすればいいか?

答えは古参なら誰でも分かっていることです。

強くなれるように教えることです。

ですがそれでは不十分だと感じます。

ヘイトのケアを優先するべきだと思います。

つまり、みんなが退屈で聞きたがらない精神論を教えるべきです。

まずはガス抜きの仕方、そしてプレイスタイルを見つける手助け。

初心者用の基礎を教えるのはもちろん大事ですが、本人も分からないプレイスタイルを

見つけ出す手助けが必要なんじゃないでしょうか。

私個人は、ヘイトのケアなんて分からないまま格ゲーを続けてしまい、

やっとプレイスタイルとその方法を見つけました。

こんな物好き、マイノリティ過ぎます。

いろんなタイプのマイノリティに支えられているのが格ゲーの現状です。

ヘイトケア、まずはわからん殺しの正解を教える

格ゲーの基本なんてどうでもいいんです。

わからん殺しで負けるのが我慢ならないんです。

種明かしをしてあげましょう。

初心者側は、わからん殺しの種明かしを誰かに教えてもらいましょう。

本来ならこの答えをゲーム側で分かりやすくしてもらえればいいのですが、現状はそれがありません

ある程度知識を持ったプレイヤーが独自にトレーニングモードで調べる方法はありますが、

ヘイトが溜まりまくってて今すぐにでも爆発(ゲームをやめる)人がそんなことをするとは思えません。

 

 

如何にして発売日の人口を定着させ続けるか?

難しい課題ですが、プレイヤー側では限界があります。

メーカー側ももう少し考えてもらいたいです

*1:そういう設計をした格ゲーが過去にありました