パシフィック・リム(吹き替え版)の感想ネタバレ無し

3D代メガネ代合わせて2900円。

高ぇぇぇと思いながら見てきました。

予想をはるかに超えるスケールというチープな言い方しか思いつきません。

圧倒的巨大感

大抵は巨大モノを映像で表現するとウソ臭くなります。

それは観客が「これは特撮なんだ」という先入観でいて、うまく騙せないからです。

ですが、これは違います。

頭で分かっていようが、イェーガー(戦闘ロボ)と怪獣(劇中で本当にそう呼ばれている)の迫力はそんな観客の思考なんて吹き飛ばします。

とにかくデカい。デカいとしか言いようがない。

CGとかトリックで作っているって分かってますよ、分かってますが、デカいったらデカいんだから仕方ないだろ!

なぜ日本映画でこれを作れないのか、日本人クリエイターなら床を叩いて悔しがることでしょう。

圧倒的説得力

イェーガーvs怪獣との戦闘、はいはい、妄想妄想。

と舐めてかかるとこの映画にハマって神格化しかねません。

冒頭は世界観の解説であることはSFではお約束ですが、その手法が実に巧妙。

ものの数分で、巨大兵器や巨大生物の存在を疑わなくなりました。

吹き替え声優陣の演技力もかなり大きいと思います。

英語で聴いて、字幕を見て、理解するという工程をすると、説得力は半減してしまうことでしょう。

没入したいなら、吹き替え版オススメ。

圧倒的世界観

この手のものって、一般市民が逃げ惑うまでが精一杯です。

でも、こんな怪獣に襲われている人々にだって暮らしはあります。

そこを実にうまく掘り下げています。

ビルとか街とか破壊されてしまいますから、どうやって復興しているんだって言う疑問は確かに残りましたが

逆に言えば、そういう疑問を持ってしまうくらい世界観を構築しているという点では素晴らしい。

 

 

ちょうど「進撃の巨人」と放送が被ったせいで、比べられがちですが

私はむしろ、この映画チームで進撃の巨人を実写化してほしいと思うくらいの凄みを感じました。

吹き替え声優の魂のこもった演技『俺達はこの現実世界(映画)で本当に生きている人間なんだ』と言う気迫が伝わった気がしました