総括
これは、かなりの人が期待ハズレを持ってしまうでしょう。
いろいろと原作と変わってます
・ガッツとゾットの鉱山での戦いがありません*1
ので、ドラゴン殺しを手に入れるシーンが完全に省かれています
・性愛描写が長い
R-15でもかなりカットされて、滝の絵に差し替えられてます。R-18で観たかった。
・エンディングが虚しい
あんなエンディング流すくらいなら、もう少し話加えても良かったのではないか?
尺稼ぎにしかみえませんでした。
・原作にない戦いが書き加えられている
髑髏の騎士がなぜ遅れてやってきたのか、そしてなぜリッケルトが助かったのか、その理由を補完してます
・現在(単行本第一巻)に戻ることはありません
・「蝕」ではなく、「夜賽(やさい)」とゴットハンドの男が言っている
ゴットハンドの女の身体が隅々まで描かれていて丸見えだったとか、
キャスカのエロシーンいっぱいだったとか
残虐描写に手抜かりなしとか、いろいろいいところもありますが、
何よりも
喪失感が強くでてしまいます
「ベルセルク」の中でも、あらゆる全てを失ってしまう場面なので仕方ないです。
期待感もグリフィスによって捧げられたと思えばいいんです。
Studio4℃は、次回作も作るとキャストたちに言っているようです
途中で席を立ってしまう人も何人かいました。
あなたも「蝕」に捧げられたいのならどうぞ劇場へ
*1:もともと、魔のものが近づくことはできない精霊に守られた場所という設定が後に語られたためと思われます