登場人物
Kei(K)・・・お年玉を貰いにアジトに出勤。
Sada(S)・・・娘にお年玉をあげて出勤。携帯電話はまだ早すぎると説き伏せた。
Parara(P)・・・ホストにお年玉あげすぎて、玉の輿(残し)になれず放心二日酔い。
K「おけおめ。お年玉よろ」
S「鉛玉ならいくらでもあげよう」
K「冷たい! 額が冷たい!」
P「こら。銃口を向けちゃダメよ」
S「よう。昨晩は楽しめたか」
P「…もう、ゲンジくんのバカぁ〜」
S「やれやれ」
K「あの、そろそろ銃口を下ろしてくれませんか」
S「よし。ならターゲット変更を教えよう」
K「あの。笑いながら安全装置を解除しないでください」
K「まだ額が冷たいよ。
IA中のターゲット変更なら知ってますよ。でも、正確に行えたためしがないです」
S「上級者向けのテクニックだ。
逆に言えば、それをせざるを得ない状況に持っていかないように立ち回るのが
戦場の基本だともいえる」
K「でも、法則くらいは教えてくれるんでしょ?」
S「ああ。
IA中の画面内で、平面的に見て近い順に敵を右キーで切り替える」
K「は?
訳が分かりません」
S「だろうな。しかもミスするとチャージキャンセルされるから余計たちが悪い」
K「だから、もっと分かりやすく教えてくださいよ」
S「シミュレーターを起動してくれ」
S「エリア2の状況だ。
どれが一番近くて、どれが遠いか、分かるか?」
K「いくら僕が神学校きってのギリギリ卒業生でも分かりますよ。
アイテムボックスが遠くて、トーチカが近いでしょ」
S「なら、
この状況だとどうだ?」
K「ドラムキャリアが一番近いんでしょ。遠いのがアイテムボックス」
S「立体的に捉えたらそうなるが、ターゲット変更の場合だとそうはならない
K「へ?」
S「平面的、つまり一枚の絵として見た場合、トーチカが一番近い。
その次にギャング、奥のチートカ、奥のギャング、ドラムキャリア、アイテムボックス
先ほどの写真も同じように考えると、アイテムボックスとドラムキャリアの距離はそれほど変わらない」
K「さっぱり分かりません」
S「つまりだ。
奥行きは一切考えられていない。
しかも、IA中のカメラアングルで平面的距離感は変わってしまう」
K「頭がパンクしそうです」
S「理解しようとすると難しいだろう。
IAの状態で無いときに、なんどもターゲット変更して、慣れるしかない
『奥行きを考えない』ことを頭に入れることだ」
P「Keiくんはもう倒れたわよ」
S「一度で理解できるものではないからな」
P「今回で、EoEチュートリアルは終了です。お役に立てたかしら?」
S「公式ブログにも細かく解説してあるから、ぜひチェックしてくれ」
P「では、製品版での貴方たちの活躍を祈ってるわ」
K「グッド…ラック…(ガク」