登場人物
Kei(K)…水○ヒロ似の青年。でも中身はアホ
Sada(S)…吉川○司似のおっさん。でもシンバルキックは腰が泣く。
Parara…いんらんピンク。誰に似ているかは読者任せのイケメン好き。
PMFにてシミュレーター訓練を受けているKei
k「Pararaさん。その技を教えてください」
P「インビンジブルアクション(IA)よ」
K「舌噛みそうなので復唱は遠慮します」
P「ニューカマーモードやったなら分かるんだけど」
K「知りませんよそんなモード」
S「勝手に設定したからな」
P「てへ」
K「で、IAて?」
P「『一方的に相手に移動攻撃できる技』よ」
K「ちょっちょっ、なら、なんで最初から教えてくれないんですか」
P「基本は大事よ」
S「おかげで、有り難味が身にしみただろ」
K「いや、まだ試してないんですが」
P「早速試しましょう」
K「ここでXボタン押せばいいんですね」
S「ああ」
K「ポチ」
K「なんか線が出ましたね」
P「それがIAでキャラクターが通る道よ」
S「あくまで、予定だがな」
K「無敵なんでしょ?」
S「障害物や大きな敵にぶつかると止まってしまうんだ。覚えとけ」
K「Sir!」
P「もう一度Xボタンを押すと動くよ。チャージが限界までたまったらAボタンね」
K「はい」
K「あれ?」
S「どうした」
K「画像は?」
S「うp主がチャレンジしたが、携帯写メでは無理だったらしい」
P「まあ、そこはみんなのシミュレーターで確認してね」
K「でも、本当に一方的に攻撃できるんですね。これは便利」
S「そうとも限らん。下にゲージがあるだろ。
ISゲージと言って、これを一つ支払って行うんだ」
P「それに、IA後に攻撃を受けることもあるし」
K「無敵では?」
P「IA中も敵の時間は流れているの。狙われていた場合、IA後に撃たれる可能性はあるってこと」
S「そいつを攻撃すれば、キャンセルは可能だ」
K「狙われているかなんて、どうやってわからんですか?」
S「キャラクターステータスに、ターゲットマークがあるだろ。それだ」
P「白は狙われていない。黄色は狙われている。赤は撃たれる寸前」
K「へー」
K「あれ? 線の色が違いませんか?」
P「仲間二人の間を通らないとそうなるの」
S「仲間との連携プレイ『レゾナンスアタック』が使えるから、できるだけ通ること。基本だ」
K「俺は、孤独の戦士。仲間なんて一々構ってられっか! 特攻!」
S「おいっ、こらっ」
K「な、何が起きたんですか? 貧乳リーンベルちゃんがガクブルしてますよ」
S「おまえ、後で殺されても知らんぞ」
P「これは『デインジャー状態』と言って、ゲームオーバー寸前てことよ」
K「そ、そんな。何か手があるはずだ」
S「お前の脳は手の施しようがないがな」
P「そこにクリスタルみたいなものが落ちているでしょ。
ISゲージの破片と言って、拾うと破壊されたISゲージが元に戻るわよ」
K「ISゲージて、破壊されちゃうんですか。
聴いてないよ!」
S「お前が勝手にこの状況を招いたんだろうが!
初プレイでもこんな奴いなと思うぞ」
K「ここにいます(えへん)」
K「せ、世界が一回転したような。頬が痛い」
P「殴られても仕方ないわね」
K「拾いましたが、ゲージは白いままですよ。ガクブル直りません」
P「敵の装甲をはぐか、倒すしか回復の方法はないわよ。
もっとも、この状況から回復するのは
私たちベテランPMFでも至難の業だけど」
K「ええ。死んじゃったらどうするんですか」
S「その仲間の死を悼みつつ、逃げる」
K「は、薄情な…」
P「戦場では、仲間の死は大きな戦力ダウンよ。スリーマンセルで行動するPMFでは
絶望的な状況と言えるわね。仕方が無いのよ」
S「これはシミュレーターだ。リトライすればやり直せる」
K「なんか、自信なくなってきた」
P「だから、仲間と協力して敵を倒す『レゾナンスアタック』があるのよ
次回はそれを教えるわ」
K「悲しいけど、これって戦場なのよね」