おはようございます。
優勝はパンクブーブー[panku bubu]となりました。


ですが、昨今の漫才にはいろいろ言いたいことがあります。
私とて素人です。
やれといわれても出来ませんので評論家立場となってしまいます
それが我慢できない方は、これ以上読まれないほうが良いと思います。

  • 「間」がない

台詞と台詞の間に入る無言の間隔それを「間」[ma]といいます。
これは師匠クラスでも
極めるのは難しいと言われるほど難しいものです。
ですが
最近の若手は、あからさまに間を削ぎ落としているように感じます。


なぜ「間」を入れるのか?
台詞をためて、お客様に期待を持たせたり、お客様の様子を伺ったりなど
それはそれは奥が深いものです。
これ以上の講釈は、私には無理です。すみません。
これほど大切な「間」が
ないのです。

  • お客様との対話がない

師匠クラスの漫才を見ればよく分かりますが、必ずお客様と対話しています。
話しかけるだけではありません。
様子を伺い、どこでどうすればいいかを探るのです。
これは「間」とも繋がります。
若手の漫才は、噺家同士で捲くし立て、お客様が付いていけたら笑いが取れる
そんな風潮になっています。
「どうすればお客様がネタについてこれるか」
それを研究するのは重要ですが
それでは年齢層が限られてしまいます。
話を理解するスピードはみんな違うんです。
若い人でものんびりする人だっています。


「ネタについてこれるか」これは「掴み」と呼ばれる
お客様たちを漫才師のテリトリーに引き込む作業です。
若手の漫才はいわゆる
「掴み」過ぎです。

  • 「ええかげんにせい」などのツッコミの使い方がおかしい

本来、ネタの一部としてやるべきことではありません。
お客様が本当に飽き飽きしたとき、絶妙のタイミングでツッコミを入れると
笑いが起きます。
しかし、それがネタの一部になったらどうでしょう。
「え? 終わり?」
困惑してしまいます。


今の流行はスピード・短期沸騰の笑いが求められていて
上のような技術は難しいかもしれません。
でも、
「間」くらいは何とかして欲しいです。


若手とは言えないまでもベテランの方々では
ピンですが、
吉本の今田耕司さんは、「間」の取り方が本当に上手いです。
ツッコミで上手いと思うのは
ナインティナインの矢部浩さんと
去年M-1準優勝の
オードリーの若林正恭さんですね


今でも思うのは
師匠クラスの漫才は本当にほっとしますね。