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おはようございます
この話題、深く掘り下げれば百科事典一冊分のボリュームは余裕であるので
どんな人にも簡単に分かる方法をご紹介。

  • 偽物と本物の見分け方

ダイアモンドには、よく似ている類似石と呼ばれるものと
明らかにガラス玉と呼ばれるような偽物があります。
ここでは
便宜上まとめてニセモノとします
(類似石は厳密に言えば偽者に当たりません。代変え品として普通に販売されています)


素人である購入者でも簡単に分かる方法を挙げます。
・触る
 「名探偵コナン」愛読者ならご存知かと思います。
 ダイアモンドなどの宝石は冷たいのです。
 ただ、指紋が付くので触る場合はティッシュ越しが良いでしょう。
 後、
 ダイアモンドの比重はとても重いのですが、それだけでは判断は出来ません。
 冷たさを見たほうがよいです。
・覗く
 ダイアモンドの反射率は他の鉱石に比べてきわめて高く、ほぼ全ての光を反射します。
 もしも、石の向こう側が覗けたらニセモノです。
 ルーペの必要はない手軽な方法です。
・傾ける
 光に当ててキラキラさせるように傾けます。
 本物なら美しい輝きが現れます。
 ただ、類似石の中には同じようにキラキラ輝くものもあるため、
 あまり指標にはなりません。


・もしも、ルーペで覗けるのなら、中に傷があるかどうかを見る
 天然石か人工ダイアモンドかを見分ける指標になります。
 天然はほぼ必ず何かありますが、人工は混じりけがありません。
 もしも天然で混じりけ無しの場合、
 眼が飛び出るほどの値段がするはずです。数百万円でも安いと思います。


以上を全て踏まえた上で判断してください。


  • 価値の見極め方

最近の専門店は、GIAの鑑定指標を載せています。
店員に聞けば教えてくれると思いますので、ここでは簡単に。
一般的に4Cと呼ばれるものです
・Dカラー〜Zカラー
Dが無色透明で最も価値があり、段階的に色が深くなっていきます。
昨今、ブラウンカラーを売ろうとする風潮がありましたが、
アレに価値はありません。
ブラウンとイエローとブラックとホワイトは、屑ダイアと言われる部類に入ります。
逆に
価値が高いのは、ピンク・ブルー・レッド・パープル・グリーンとなりますが
セレブでも無い限り、手に入れるは不可能なほど値段は高いです。
とくに、ブルーとレッドは博物館級です。
・カット
綺麗にカットされているかどうか。
エクセレントが最高評価になります。
・キャラット(ct)
カラットではありません。
(カラットはゴールドの単位です。18kというのは18カラットと読みます)
ダイアモンドの重さです。
1ctと0.999ctには、値段にものすごい開きがあります。
・クラリティー
本物の見分け方でも書きましたが
ほぼ全てのダイアモンドの中には、何らかの傷や内包物があります。
それは一つとして同じものはなく、
ダイアモンドの指紋とも呼ばれているものです。
もちろん、
少なければ少ないほど価値があります。
フローレス(F)が混じりけなし
ISやSがつくものは、屑ダイアです。
買うなら
VSが付くものが良いかと(慣れた人にしか傷が分からないとされるグレードです)


以上となります。
昔、少々専門的に勉強したのですが
それをそのまま書くと、本当に膨大な量な上に難解になります。
たまに気が向いたら掻い摘んで書こうかと思っております。


不況でデフレで円高で、宝飾品が安くなっていますが、
紛い物を掴まされない様に
気をつけてください。